4月21日に美濃加茂市消防団教養訓練が行われました。
1日から各分団で行ってきた教養訓練を、21日には全分団が集結し合同で訓練を行います。8分団もこの日の為に訓練を頑張ってきました。
教養訓練とは、消防団の基礎となる隊列の組み方や、動きを中心に訓練をします。
この訓練を通して、火事場などでもとても大切となる指揮系統を学び、新入団員には消防団の大切な第一歩となります。
本年度の教養訓練では、岐阜大学から講師の村岡治道さんにお越しいただき、主に地震についての防災講話をしていただきました。
我々消防団は、災害が起きてからの想定の訓練や知識を普段学びますが、現実に発生した東日本大震災や阪神・淡路大震災等を元に、地震が起きてからでは無く、起きる前にやる防災行動がいかに大事か考えさせられました。今回お話を頂いた内容は、沢山の地域の人たちに、伝えなくてならないと思いましたので、今後の分団活動を通して広めていきます!
第8分団では、美濃加茂市消防団教養訓練が終わったのち、連絡所にて分団出入会を行います。
今年も7名の退団者から消防団人生を振り返り、涙ながらに思い出・今後引継ぐ団員に期待やアドバイスを語って頂きました。
また、6名の新入団員からは、挨拶と抱負を話して貰いました。そんな中の1人の新入団員の挨拶の中で、消防団に入った動機で、数年前に“ちびっこ消防団“として子供を消防車に乗せ火災予防巡回に参加した際、子供がすごく喜んでくれたので、『自分もカッコいいお父さんを見せたい!』そう思って消防団に入る事を決めたのだと一言を頂きました。
※“ちびっこ消防団”とは、火災予防週間や年末の巡回に子供達に参加して頂き、アナウンスをしてもらう活動で、8分団が6年ほど前から始めた活動です。
今回その活動を通じて消防団への動機につながったことは大変嬉しく思いますし、そう思って入ってくれた団員が誇れる第8分団となっていけるように、これからも日々努力して行きたいです。