2020年11月11日水曜日

令和2年度 美濃加茂市消防団指導員講習会

 

皆さん、はじめまして。

 

今回、初めてのブログを載せることになり、張り切っている美濃加茂市消防団事務局の消防主任です。

 

今回は11月8日に実施した指導員講習会について報告します。

 

今年度は、新型コロナウイルスの影響もあり、分団によっては水出し訓練を行えていませんでした。

 

そこで、新入団員の技術力アップのため実際の火事場を想定した水出し訓練・ホース展張の訓練を行いました。

 

「かしらー中!!!」


副団長の号令により、指導員講習会はスタートしました。

「これだけの人数の合わさった動作かっこいいですね!」


総員100名ほどとなった集団の動作が合わさっているとこんなに良いものかと感動しました。

いよいよ訓練スタート!


可茂消防事務組合中消防署職員を中心に、消防団の班長以上が新入団員へ指導を行いました。


「放水!はじめ!!!」


号令と同時にポンプが吸い上げた水を一気に筒先まで水を飛ばします。


水圧の強さに多少ふらつく場面もありましたが、周囲でサポートをしっかりと行いながら、中州へ向けて放水を行っていました。



「想像よりずっと重いですね」


現場の団員から心の声がポロリ


現場で団員が当たり前のようにしていた放水も訓練の賜物なんだと気づかされました。


最後に消防ホース取扱訓練として、狭所などの現場を想定したホース延長やホースの巻き方についての指導を受け、実際の現場に生きる有意義な時間になったと思います。



「集まれ!!!」


日も落ち始めるころ訓練も終了しました。


心なしか新入団員の背中が大きく見えました。

今回の訓練は、これからの美濃加茂市消防団を担っていく新入団員にとって、先輩団員へ近づく大きな一歩となったのではないでしょうか。


長い時間ではありましたが、団員の皆様お疲れ様でした。


今年度は火災がとても多く11月時点で昨年度の火災件数を上回っています。


火災は大切な生命や財産を一瞬で奪うとても怖いものです。


就寝前、お出掛け前は火の元の確認を行い、火の取り扱いには充分に注意しましょう。

 

 

2020年11月9日月曜日

2020防災訓練  新しい発見(第5分団)

御無沙汰しております!

第5分団部長の梅村です!

今回は10月25日に行った、今年度の防災訓練について報告させて頂きます。  


このコロナ禍において例年と違う『家族で防災会議』様式にて美濃加茂市全体で取り組みました。

第5分団も新しい試みを分団全体でテーマを持って取り組みました。 


≪ 分団テーマ 抜粋 ≫
・防災無線に合わせて動こう

・市からの資料の内容や災害時の不安等に関して家族で会議を行お

・子供たちに訓練の感想文を書いてもらおう

上記のテーマにテーマに沿って各家庭にて活動しました。

安川班長からは

『子供たちの真剣で大人顔負けの意見を聞いて成長を実感しましたよ』と感動のコメントが。

滝澤班長からは

『父と母と一緒に暮らしてますが、久しぶりにゆっくり話ができました』とまたまた涙涙のコメントが。


私は団員達の感想から、日頃から災害時に備え話し合う事の大切さと、家族の皆様が周りの事を思いやる優
しさを改めて知ることができました。

この訓練を経て、団員一人一人が災害に備えて、息子として、主人として、消防団員として常日頃どんな準備をしていくべきかを考えるきっかけになってくれたと確信しております









訓練後、子供たちからたくさんの感想文が集まりその内容にまた感動です。
感動の御礼にお菓子の詰め合わせをマルサンショップさんにお願いして作って頂き各家庭にお配りしました。
ある家庭ではお菓子の種類の多さに飛び跳ねて喜んでくれたと聞いてまた、とても暖かい気持ちになれました。

今年度は例年と違う内容の防災訓練となりましたが、新しい試みには新しい発見と成長があることを痛感し、今後の訓練や活動にも生かしていきたいと強く感じております。

今後も御理解と御協力宜しくお願い致します。


2020年9月3日木曜日

伊深小学校の授業に先生役で参加しました!【6分団】

暑い日が続いています。熱中症も怖いですが、台風が襲ってくる季節が近づいてきました。

皆さま、日ごろからの備えはばっちりでしょうか。



さて、この度は素敵なご縁がありまして、伊深小学校4年生の授業に先生役で参加させてただきました。

   

8月27日(木)9時30分から、伊深小学校4年生児童10名が6分団消防車庫に来てくれました。



この日のために、いろいろと骨折っていただきました先生方にはこの場をお借りしてお礼申し上げます。



この授業は、学習指導要領が新しく始まったことを受けて、小学校から「地域活動をしている消防団について学習したい」とお話があり実現しました。


この時期、怖いのはコロナウイルスと熱中症です。しっかりと対策をして授業に臨みました。



どんな活動をしているのか、


どんな気持ちで活動しているのか、


どんな時に出動するのか、



消防車体験



   防火衣体験

とても真剣に、楽しそうに学習してくれました!



初めての経験でしたので、こちらの方が勉強させてもらった感じです。



伊深小の皆さん、ありがとうございました!

これからも、みんなのために頑張ります!





2020年9月2日水曜日

加茂野小環境整備活動を通して【第5分団】

 加茂野小環境整備活動を通して【第5分団】

右の銘は『日進月歩』。毎日15分の早口言葉トレーニングに励みながら、少しずつ成長する自分を楽しんでおります。

こんにちは!第5分団副分団長の堀部真之介です!

コロナ過で活動がスムーズにできない中、皆様同様私達も試行錯誤の毎日を過ごしております。




8月29日土曜日。今年度も加茂野小学校環境整備活動に第5分団も参加させて頂きました。




「施されたら 施し返す 恩返しです!!」

当日の朝、分団長のかすれながらも力強い御発声からスタートしました。




第5分団は1年を通して加茂野小学校グラウンドを訓練場として使用させて頂いております。





グラウンド使用にあたり、私たちの使用を優先的に調整して頂いている先生方や、保護者の皆様、スポ少関係者の皆様に感謝の気持ちを込めて、学校関係者と一緒になって環境整備活動に参加させて頂きました。




先生方や保護者の皆様は、見事なソーシャルディスタンスを保ちながらテキパキと、校舎内の清掃を行われておりました。





私たち第5分団は、農業系団員の猪子団員(通称=トシキ先生)の指導の元、初めて草刈り機に触れる団員もいる中で、グラウンドと校舎周りを草刈機係、鎌係、収集運搬係と分担して作業を進めました。




私はいつも訓練時には気付かなかい母校の姿を懐かしみながら少し感動していると、

『めちゃくちゃ暑いですね!でも皆で草刈りもいいものですね!自分早起きで眠たいですけど頑張ります!』と一年目酒向団員が嬉しそうに語ってくれました。









作業も終えて、第5分団渾身の倍返しとはいかなかったですが、少しは恩返し出来たかなと思っていたところ、加茂野小学校の皆様から『加茂野小学校オリジナルゴーフル』なる心温まるプレゼントを頂き逆に100倍返しされてしまいました。




加茂野小学校の児童の皆さんがデザインされたと聞いて更に驚いてしまいました。





加茂野小学校の皆さん!団員みんなでおいしく食べさせて頂きましたよ!!本当にありがとうございます。




いろいろと例年通り活動が出来ない中ですが、地域の皆さんと同じ目標を持ち作業できるこのような活動をこれからも続けていきたいと改めて感じる事が出来ました。




最後に分団長から『共助』の考えの大切さと素晴らしさを団員に話して頂きました。





こんな時代だからこそ私自身、そして第5分団としても皆で助け合う暖かい気持ちを大切に、日々生活して行きたいと思っております。







2020年2月27日木曜日

【開催中止】消防ふれあいコンサート

 令和2年3月8日(日)にタウンホールとみか(加茂郡富加町)にて、美濃加茂市消防音楽隊による「消防ふれあいコンサート」の開催を予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染予防のため中止することを決定しました。

 来場される方々の健康と安全を最優先に考えた措置ですので、ご理解のほどよろしくお願いします。

2020年2月19日水曜日

消防団の訓練における傷害予防の取り組み【本部】

先日、領収書をもらうときに宛名を「上でいいです」といったら宛名が「ウエディ様」と記載された領収書を頂いた本部メディカル担当の中宿です。本部に発足した機能別消防団員として、今年度より訓練時における要員のケガ予防や、ケガを負った時の対応を行うための役割を担っております。
私は、元々第5分団の所属でしたが、理学療法士として整形外科の病院に従事しており、スポーツなどのケガも対応していることから、先代の分団長であった高井史朗元第5分団長より命を受け、第5分団の要員のメディカルサポートを行ってきました。高井元第5分団長いわく、「操法は科学、物理、医学である。その動きすべてに理論があり、また医学もそれに通ずる。」と。この言葉に感銘を受けた私は、その後数年に渡ってメディカルとして第5分団の要員をサポートして参りました。
そのような経験を積み重ね、今年度より本部メディカル担当として、主に操法訓練時のメディカルサポートを行ってまいりました。この活動が認められ、昨年10月に、消防団員等公務災害補償等共済基金という、全国の消防団員の公務災害などを管理する組織で行われた全国研修会に呼んで頂き、「消防団の訓練における傷害予防の取り組み 〜医学的知見とアプローチの実際〜」と題して、全国の消防団関係者の方々に講演させて頂きました。


実は、ここに至る経緯として、高井元第5分団長とともに全分団の操法訓練時における傷害調査を行った内容を、消防庁管轄の機関に送ったところ、内容が認められ、消防庁長官表彰を頂いたことがきっかけとなりました。


全国の消防関係者の方々と交流し、改めてどの地域も同じような問題を抱えていること、また当市でのこのような取り組みが必要とされていることも分かりました。

出雲市消防団では、当市での活動を参考に、操法訓練時のウォーミングアップ、クールダウンを行っているそうです。

また、消防団員等公務災害補償等共済基金より発刊された1月の広報誌にも、その内容を掲載して頂きました。ぜひご覧頂ければと思います。

消防団の存在意義は、地域の安心、安全を守ること、災害時における対応ができることであると思います。
そのために、日頃から訓練を通して有事に備える。私は、何度も火災現場に遭遇しており、消火作業や、周辺の交通整理などを実際に行ってきました。その都度思うことは、いかに焦らず、自分の安全を確保しつつ、業務を遂行できるかであると思います。そのためには、日頃から訓練を通して、技術を身につけることだけでなく、指示、命令、伝達がスムーズに行われることも大切です。その一環として、操法訓練を通して機械や器具の扱いや指示、命令、伝達を習得することは、とても必要なことであると考えます。
一方で、団員の年齢層上昇や、社会人であるがゆえの仕事との両立の難しさなどもあり、特に操法訓練中に怪我をしやすい状況であることもみえてきました。良い活動であるにも関わらず、傷害を負ってしまってはもともこうもありません。できる限り怪我をしないための体づくりや、そのサポート体制を構築することこそ、今必要なのではないかと感じております。
これらからも、団員の皆さんのからだを守る!そのような使命感をいだきながら取り組みたいと思います。

2020年2月14日金曜日

ぼたもやし【第5分団】

こんにちは、私は第5分団の林家正蔵こと猪子ですよ。

皆さんの2月の行事といえばなんでしょうか?

2月といえば、節分、バレンタインに行事が盛りだくさんですが、消防団にとって2月のメインイベントといえば、そう、ぼたもやしですよ。

私、猪子は農業に精通しておりまて、ぼたもやしについて私が説明させていただきますね。

日本の自然の状態では、草地は森林へと遷移します。草地を燃やしたり、採草、放牧を行ったりすることで、この遷移がリセットされ、初期状態の草地に戻ります。このように草地を二次草原(半自然草原)といい、採草地や放牧地として利用されてきたほか、特に野草地では、特有の生物相を形成します。
ぼたもやしを行うことによって、地下に成長点を持つ草本植物を生かしつつ、地表を覆う有機物や、地上に成長点を持つ木本植物を減らし、また炎などによる地温上昇や発芽誘導物質の生成などにより土中種子の休眠打破を促したり、炭よる暗色化で地温を上昇させたり、ダニなどの害虫を焼き殺す効果も期待されます。

となっているわけですね。

しかし、ぼたもやしを行う際に火災を起こしてはいけませんね。そこで消防団の出番ですね。我々が延焼防止に努め安全に行えるように農地改良組合の方々と協力して行っているわけですね。

といった具合なのですね。

先日は私初めてのぼたもやしに参加しましたよ。消防団として実際に燃えている火を消すのは初めてだったわけですよ。

これがまあ大変で、水利の位置から、風向きを考えて有効水位を考えるわけですよ。

また水利が確保できない場所はジェットシューターと呼ばれる背負い式の消火水のうにハンドポンプが付いた器具で消火するのですが、これがまた重いわけですよ。水を入れると15kgくらいになるのですが、これを持って畑を駆け回るのは、かなりの労力を使いますね。

先輩方が給水用のポリタンクを持って走ってきてくれたので私も頑張りましたよ!




最後は、すすきの密集地を燃やしたのですが、あっとゆう間に燃えてしまい、火の手が回る早さに驚かされましたね。

放水時も筒先を持たせていただき、残火処理をして終了しましたよ。

無事に初めてのぼたもやしを終えることができ、大活躍の稔規でしたよ。




火災とまぎらわしい煙又は火炎を発するおそれのある行為はその旨を消防署長に届け出なければならないのでくれぐれも独自で行わないようにしてくださいね。

本格的な寒さの到来に、暖房器具の使用が増えると思いますが、火の取り扱いは慎重にお願いしますね。

2020年2月13日木曜日

防災研修 【第5分団】

風が体を切りつけるような寒さになってきました。今年は、暖冬と言われていますが、やっと本格的な冬がやってきたように感じます。

世界では新型コロナウイルスが猛威を振るっています。私たちも人ごとと思わず、手洗いうがい、マスク着用、アルコール消毒などできることはしっかりと行い予防に努めたいですね。

こんにちは、コーヒーを愛し、コーヒーに愛された男、第5分団梶田です。

私の趣味は消防団の仲間と一緒に飲む暖かいコーヒーです。この一杯をすすりながら、仲間と他愛もない話をするときには、なんとも言えない幸福感に浸れるのであります。

さて今回、第5分団では、大阪市立阿倍野防災センターあべのタスカルにお邪魔し、防災研修を行ってきました。



 あべのタスカルとは、防災に対する知識と技術を総合的な体験を通して学習できる施設です。

体験内容としては、震度7の体験や地震後エレベーターに取り残された時の対応方法、施設内に瓦礫の街が再現されており、そこでの余震体験などを行ってきました。

研修では、過去の災害を教訓とし、これからの災害に備えるために何をすべきか学習することができました。

体験すればするほど、でありました。備えあれば憂いなし!早速帰ってからは、今回都合で行けなかった団員にも学習したことを広めてきました。







そしてこの施設内で特段に目を引いたのが、家族連れが多いということでした。幼い子にも体験や話を通じて防災教育を広めて行くことはとても大切なことだと感じました。


自分の身は自分で守る!私もでありたいと思っています。
いつ起こるか分からない有事に備え!地域の安心安全を守れる存在でありたいと改めて考えさせられました。

以上今回は四文字熟語が趣味の梶田がブログをお送りしました。

次回以降、第5分団の芥川龍之介こと文豪、高井班長によるブログをお送りします。

乞うご期待!

2020年2月3日月曜日

みのかも日本昭和村ハーフマラソン大会 【第3分団】

こんにちは、3分団ブログ担当こにたんです。
1月12日(日)に美濃加茂市にて、みのかも日本昭和村ハーフマラソン大会が催されました。今年も分団長含めハーフで3名、10kmで1名、ファミリー枠で1名の団員が走りました。今年は幸か不幸か、冷え込みも厳しくなく走りやすい日和でしたね。

消防団としても警備を行いました。大勢の人が走る姿は圧巻ですね。思わず応援しちゃいますよね。頑張れ!ファイト~♪って。頑張っている人に頑張れ~というのも気が引けるのですが自然と言葉が出ちゃうので仕方ないです。私、こにたんも家の前で子どもと一緒に回収バスが通り過ぎるまで応援しちゃいました。小さな子どもの応援は凄いもので、ハイタッチスポットか!?と思うくらい多くのランナーがタッチしてくれました。分団長含めハーフを走った団員も気付いて近寄ってきてくれました。


吉村分団長
松田副分団長
玉置団員

みんな無事にゴールで来たようで良かったです。走り切った団員に拍手!ぱちぱちぱち~♪
部長の3分団Tシャツとキャップ、青空に光り輝いていましたね。


大野部長