皆さん、はじめまして。
今回、初めてのブログを載せることになり、張り切っている美濃加茂市消防団事務局の消防主任です。
今回は11月8日に実施した指導員講習会について報告します。
今年度は、新型コロナウイルスの影響もあり、分団によっては水出し訓練を行えていませんでした。
そこで、新入団員の技術力アップのため実際の火事場を想定した水出し訓練・ホース展張の訓練を行いました。
「かしらー中!!!」
副団長の号令により、指導員講習会はスタートしました。
「これだけの人数の合わさった動作かっこいいですね!」
総員100名ほどとなった集団の動作が合わさっているとこんなに良いものかと感動しました。
いよいよ訓練スタート!
可茂消防事務組合中消防署職員を中心に、消防団の班長以上が新入団員へ指導を行いました。
「放水!はじめ!!!」
号令と同時にポンプが吸い上げた水を一気に筒先まで水を飛ばします。
水圧の強さに多少ふらつく場面もありましたが、周囲でサポートをしっかりと行いながら、中州へ向けて放水を行っていました。
「想像よりずっと重いですね」
現場の団員から心の声がポロリ
現場で団員が当たり前のようにしていた放水も訓練の賜物なんだと気づかされました。
最後に消防ホース取扱訓練として、狭所などの現場を想定したホース延長やホースの巻き方についての指導を受け、実際の現場に生きる有意義な時間になったと思います。
「集まれ!!!」
日も落ち始めるころ訓練も終了しました。
心なしか新入団員の背中が大きく見えました。
今回の訓練は、これからの美濃加茂市消防団を担っていく新入団員にとって、先輩団員へ近づく大きな一歩となったのではないでしょうか。
長い時間ではありましたが、団員の皆様お疲れ様でした。
今年度は火災がとても多く11月時点で昨年度の火災件数を上回っています。
火災は大切な生命や財産を一瞬で奪うとても怖いものです。
就寝前、お出掛け前は火の元の確認を行い、火の取り扱いには充分に注意しましょう。