初めてのブログ緊張です!第5分団3年目のボンバー今峰です!!
今回は緊急事態宣言が明け、約2ケ月ぶりとなった定例訓練の様子をお伝えします!!!
今回は消火栓点検をしながらローテーション制にて稲葉池で実践放水訓練を並行して行いました。実際も活動時の出動は予想されますので、変則的な火災発生時を想定した訓練となりました。
早朝の集合でしたが、皆ハツラツと声を掛け合い、準備に動き回り、この日にかける思いが伝わってきました。
交通量の多い国道沿いでの点検では、1年目の“5分団先生”こと大澤団員が「僕が誘導するので安心して点検して下さい!」と、華麗な誘導棒さばきを披露。頼もしい限りであります。
点検や清掃はもちろんのこと、数年前に加茂野町に越してきた団員も多いため、加茂野町をくまなく回ることで消火栓の位置を覚え、土地勘を養えたことも大きな収穫でした。
近年は残念ながら加茂野町での火災が多く、実際に消火栓を使って放水する機会もありました。
そんな実情もあり、
「今火災が発生したら、ここにスタンドパイプを立てて…」
「あの赤箱から筒先とホースを搬送して…」自然と誰もが火災発生のシミュレーションを始めたのです。
【この町は自分たちが守る!】この自覚と信念に満ちた若い団員達をみて、胸がいっぱいになりました。
稲葉池での放水訓練では、コロナの影響で久々の放水、まさに水を得た魚のように1年生はピチピチと2、3年生はパタパタと走り回って意気揚々と放水訓練をしている姿を見せてくれました。
3班団員の方々もデモ放水や各部署の指導など大活躍して頂きました!
5年目のベテラン3班梶田団員は「水の呼吸!心を燃やせ!」と叫ぶやいなや吸水管補助にはいられました。“ジャンボ先輩”こと古田団員がその光景を見て「あいつは吸管と心を通わせているんだね。恐ろしい子や!」と言って震えておりました。
やはり3班の先輩たちは底知れぬ猛者の集まりであると痛感した次第です。
階段や斜面などもありましたが、1人1人が声を掛け合い、ケガ無く安全に訓練を行うことができました。これも普段の訓練から大きな声を出している成果が表れたのだと思います。
私たちは緊急事態宣言解除後実践的な訓練を重ねています。
その中で多様な災害時に活動していく為には、団員同士がたくさんの声を掛け合いながら、心を通わせられる組織を目指さないといけないなと実感しております。5分団はそんな組織に向かって成長していきます。
これからもコロナ対策を徹底して、地域の安心安全を守って行きますので、今後とも第5分団と美濃加茂市消防団を宜しくお願い致します!