2018年10月30日火曜日

平成30年度加茂野地区防災訓練が実施されました【第5分団】

 朝夕の涼しさにも慣れ、爽やかな好季節となってまいりました今日この頃、心も体も絶好調の第5分団広報担当の部長中島です。
 10月28日、素晴らしい秋空のもと、加茂野地区防災訓練が開催されました。
 この訓練は、「自分の命は自分で守る」という自助の考え方や、「自分たちの地域は自分たちで守る」という共助の考え方に基づいた自主防災活動が重要になってくることから、平成23年から毎年市民が主体となって実施しているもので、今年も市全域で多くの市民が参加しました。
 今年は加茂野小学校の参観日を併せて実施いただいたことで、児童・保護者の皆様を含めた、約1,000人が参加しました。

 ・防災訓練二次訓練開会式にて防災の重要性を語る深貝高光自治会長会長、
     高井厚美濃加茂市議会議長
 ・防災訓練の心構えを発表する児童代表
 
 児童の皆さんには、「防災学習」、「煙道体験」、「消防車両」の見学をしたいただき、各自治会の方々と保護者の皆様には、「救急救命訓練」、「給水タンク車による応急給水体験及び浄水装置による濾過実演」、「初期消火訓練」の3種類の訓練をしていただきました。
 小学生には消防団の活動内容紹介や防災についてのクイズなどで、防災意識が芽生える学習を行いました。
 日頃は「加茂野の狂熊」と言われるほど厳しい熊崎副分団長も、子どもの前でははにかんだ笑顔でクイズを出題していました。


 救急救命訓練では中消防署より、古田様・安藤様のご指導、ご協力を賜り、心肺蘇生法やAEDの使い方をとても分かりやすく指導していただきました。


 消防車両展示の責任者である古田団員は、児童に対し消防車両について一生懸命説明しました。
 彼のその愛くるしい笑顔は子供達にとって非常に親近感がわいたのか大変人気者で、以降もこの町のHEROとなっている事でしょう
 訓練終了後には、炊き出し訓練が行われ、自治会婦人部の皆さんが、ビニール袋に防災備蓄米を入れて炊いてくださったり、日赤奉仕団による保存水、カンパンの無料配布が行われました。
 第5分団3班は、朝早くから豚汁の調理にあたり、魂のこもった豚汁を加茂野町の方々に振舞わせていただきました。
 閉会式にて、高井史朗分団長は「今年度は、大勢の児童が参加したことで、この体験が子供のうちから防災意識が芽生え、防災意識が高い子どもに成長することにつながることを期待しています。また、今回小学生保護者の皆様も参加いただいたことにより、住民間が顔見知りとなりました。顔見知りが多いほど地域防災力が上がるといわれています。災害時は、自治会員も自治会に加入されていない方も関係ありません。今回の訓練が地域防災力を高めるきっかけになっていただければ幸いです。」と総評を述べました。
 「自分たちの街は自分たちで守る」その精神を今後も大切にしていきたいと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿