2019年11月8日金曜日

防災訓練【第3分団】

10月27日(日)に美濃加茂市にて防災訓練が各地区で実施されました。山之上においても、各自治会での1次訓練、小学校での2次訓練が実施されました。山之上消防団も2次訓練の一部を担当しました。この取り組みは団員も防災に対して向き合う良い機会なので、とても有意義ですね。

1次訓練が終わりグラウンドに集合し、小学生のみなさんも集まり準備万端。班長もやる気満々です。訓練としては、①防災ビデオ ②簡易担架③防災用品の3つを軸に担当しました。


①防災ビデオ
南海トラフ地震、津波の影響が大きいこと、それが自助、共助、公助で1割程度になることを紹介。家具の固定、避難経路の確認、日々の備えを行うことで被害を小さくできると聞いたので、命を守れるように努力したいなと思いましたとのコメントがありました。昨今の台風被害も含め、被災する可能性は身近なものになっているので日々の準備が必要だと痛感させられます。


②簡易担架
避難する際、誰もがすぐに移動できるわけでなく、ケガをした人、お年寄りの人など、色々な状況が想定されます。その状況でもいち早く避難できるように、移動手段の例を紹介しました。
写真は毛布と2本の棒を用いて作成した簡易担架です。地域の方にも参加してもらい、搬送時の重さ等を体験していただきました。大人に交じって子供も積極的に参加してくれました。

③防災用品
防災グッズに関して、使用方法などを実演で紹介。防災バッグのセットを買っただけになっている方にとっては事前に使用方法を知る良い機会になったかと思います。写真はビニール袋のゴミ袋以外の使い方を説明しているところです。風よけになるだけでなく、保温効果もあり、避難所生活で役立つこと間違いなしですね。また、チェックリストを見比べると食料や寒さ対策などはしていたが、ガーゼ等ケガに対しての認識が不足していたと気づくことができ、大変参考になったとのコメントも頂きました。


その他にも訓練場所を移動する地域の方の誘導、小学生とバケツリレーをしたり、消防車にのってもらったりしました。小学生は消防車が好きですね。そういう姿をみると嬉しくなります。





その他にも薪づくりや、家具の固定方法の実演、防災食の試食などの取り組みもありました。
防災訓練を通して、災害への備えに向き合う良い機会でした。こういった訓練を経験しておくことで事前準備、災害時の初動に大きく関わるなと感じた一日でした。



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