2019年11月12日火曜日

令和元年度加茂野地区防災訓練を終えて【第5分団】

 朝晩とだいぶ冷えこむようになり、冬を少し感じてきた今日この頃、公私ともに大忙しの第5分団広報担当の部長佐々木です!
 10月27日、素晴らしい晴天の中、今年度も加茂野小学校参観日と併せて加茂野地区防災訓練が開催されました。   今回は全国的に大規模災害が頻発して不安な気持ちが芽生える中で、約1,300名の皆様が熱心に参加して頂きました。
中島副分団長の「整列休め」の号令後厳粛な雰囲気の開会式
開会式風景 加茂野小非常階段から

 児童と保護者の皆さんには『煙道体験』『消火器体験』『バケツリレー体験』の3つの訓練を第5分団担当グループ主導の元、ローテーションで実施して頂き、各自治会の方々には、自衛隊守山駐屯地隊員による『土のうつみ訓練体験』と第5分団担当グループによる『緊急時のトイレの備え実習』を交代で実施して頂きました。どの訓練も担当責任者の団員の努力のかいもあり、皆様真剣に訓練参加して頂けました。
 『バケツリレー体験』の責任者、高井淳班長は
「最初は子供たちのパワーに圧倒されて緊張しましたが、僕たちが元気よく大切なことを伝えなくてはと思い、堀部真之介団員と前田団員と一緒になって精一杯伝えさせて頂きました!」
と清々しい表情で語ってくれました。


『消火器体験』で子供たちに使用方法を説明する 滝澤団員
『煙道体験』子供たちを優しく導く 神戸団員
『バケツリレー体験』で子供たちを必死に見守る 前田団員

 訓練終了後には炊出し訓練で、自治会婦人部の皆様と日赤奉仕団の皆様が炊いてくださった防災備蓄米や、第5分団3班が早朝から精魂こめて作り上げたハソリ2杯分の豚汁を加茂野町の皆様と和やかな雰囲気の中頂くことができました。
『緊急時のトイレの備え実習』で梅村団員の熱い説明を真剣に聞かれる 各自治会の皆様
住民の方からの質問に丁寧に優しく答える 熊崎分団長

 閉会式にて熊崎分団長は
「今年度も加茂野小児童、保護者の皆様と自治会の皆様を中心に一丸となって防災訓練を取り組めた経験は住民間の深いコミュニケーションづくりのきっかけとなって、地域防災力の高い、子供の育成や町づくりに繋がっていくことを心から期待しております。私達第5分団も防災力の高い町づくりに貢献できるよう消火技術の向上に加え、大規模災害に備えた知識や技術を学びながら高い組織力を築いていけるよう日々の活動に邁進して参ります。」と総評を述べました。
 いつ起きるか分からない災害に備え、一人の消防団員として、第5分団として、今何をするべきか考えさせられる大変有意義な訓練となりました。今後も5分団一丸となって一つ一つの行事、訓練を大切にしていきたいと思います。

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