2020年2月14日金曜日

ぼたもやし【第5分団】

こんにちは、私は第5分団の林家正蔵こと猪子ですよ。

皆さんの2月の行事といえばなんでしょうか?

2月といえば、節分、バレンタインに行事が盛りだくさんですが、消防団にとって2月のメインイベントといえば、そう、ぼたもやしですよ。

私、猪子は農業に精通しておりまて、ぼたもやしについて私が説明させていただきますね。

日本の自然の状態では、草地は森林へと遷移します。草地を燃やしたり、採草、放牧を行ったりすることで、この遷移がリセットされ、初期状態の草地に戻ります。このように草地を二次草原(半自然草原)といい、採草地や放牧地として利用されてきたほか、特に野草地では、特有の生物相を形成します。
ぼたもやしを行うことによって、地下に成長点を持つ草本植物を生かしつつ、地表を覆う有機物や、地上に成長点を持つ木本植物を減らし、また炎などによる地温上昇や発芽誘導物質の生成などにより土中種子の休眠打破を促したり、炭よる暗色化で地温を上昇させたり、ダニなどの害虫を焼き殺す効果も期待されます。

となっているわけですね。

しかし、ぼたもやしを行う際に火災を起こしてはいけませんね。そこで消防団の出番ですね。我々が延焼防止に努め安全に行えるように農地改良組合の方々と協力して行っているわけですね。

といった具合なのですね。

先日は私初めてのぼたもやしに参加しましたよ。消防団として実際に燃えている火を消すのは初めてだったわけですよ。

これがまあ大変で、水利の位置から、風向きを考えて有効水位を考えるわけですよ。

また水利が確保できない場所はジェットシューターと呼ばれる背負い式の消火水のうにハンドポンプが付いた器具で消火するのですが、これがまた重いわけですよ。水を入れると15kgくらいになるのですが、これを持って畑を駆け回るのは、かなりの労力を使いますね。

先輩方が給水用のポリタンクを持って走ってきてくれたので私も頑張りましたよ!




最後は、すすきの密集地を燃やしたのですが、あっとゆう間に燃えてしまい、火の手が回る早さに驚かされましたね。

放水時も筒先を持たせていただき、残火処理をして終了しましたよ。

無事に初めてのぼたもやしを終えることができ、大活躍の稔規でしたよ。




火災とまぎらわしい煙又は火炎を発するおそれのある行為はその旨を消防署長に届け出なければならないのでくれぐれも独自で行わないようにしてくださいね。

本格的な寒さの到来に、暖房器具の使用が増えると思いますが、火の取り扱いは慎重にお願いしますね。

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