ご無沙汰しております!第5分団部長の梅村です!
今年度も2月22日(月)に加茂野小学校3年生の児童と防災学習会を開催させて頂きました。
この会は、加茂野町の宝である小学生に「災害から自分を守る力を付けてほしい!」との思いで、消防団自ら授業をするという形で毎年行われています。
今年はコロナ禍で行事が少ない児童たちのためにも、少しでも印象に残る会になればと考え、様々なメニューを用意しました。
今年のテーマは「備えの重要性」
①消防団について、地震の備えについて(座学)
②防災〇×クイズ
③避難所体験
④消防車両・車庫見学
と昨年に劣らない盛りだくさんの内容です。
先日も大きな地震が東北でありましたが、いつ起きるかわからない災害に対して、
私たち大人が子ども達にしてあげられることはその「備え方」を教えることです。
熱心に説明をしていた女性消防班 加藤班長は
「子ども達に避難所がどんな空間か感じてもらえたことで、備蓄などの重要性が伝わったと思います!」
と力強く語っていました。
第5分団の煉獄杏寿郎こと滝澤班長も児童への指導に思わず熱が入ります!
「心を燃やせ!」と自らの姿勢まで低くしながら地震時の対応を教えていました。
消防車両の説明では児童の斜め上からの質問に少々タジタジでしたが・・・
堀部副分団長も言葉少なめに、身振り手振りで消防団に関して説明をしていました。
時々発せられる言葉には、思わず児童も「ん?何って?」と困惑を隠しきれてませんでした(笑)。
学習会も終わりを迎え、閉会式では偶然にも時代を共にした第5分団OBの娘さんからお礼の言葉を頂き、児童の自信に満ちた表情を見て、熊﨑分団長は涙していました。熊の目にも涙です。
そして何より伝えたかったこと・・・
阪神・淡路大震災では救助された方々の8割近くは、近隣住民により救助されたそうです。
大規模災害になるほど、消防・消防団・警察・自衛隊の「公的な救助」は不足します。
【災害時の備えは「地域のつながり」が最も重要である。】
学習会を通じて、児童には「備えの重要性」を学んでもらえたと思います!
「もしもの時に自分の町を救うのは私たち!」
10年後、20年後、加茂野町にそんな大人が溢れることを願っています。
防災学習会開催にあたり、ご協力いただいた関係者の皆様、本当にありがとうございました。
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