2015年10月14日水曜日

現代の「福田太郎八」を目指して

10月10日と11日の二日間、
第一分団は西町にある太郎八神社の例祭(秋のお祭り)
新型車両とともに出動してきました。

この太郎八神社は、太田地区の発展に自らの資材を投じ尽力した江戸時代後期の地方人士、
福田太郎八を神様として祀ってある神社です。
「たろはっつぁま」と呼ばれ、愛された福田太郎八の精神を
第一分団も引き継いでいこうと、今回初めて例祭に参加しました。

例祭に参加するに当たり、消防を通した地域貢献を団員みんなで考えた結果、
新しく貸与いただいた消防車両を地域の皆さんに身近に感じ、親しんでもらおうと
「消防車と記念撮影してお菓子をもらおう」コーナーを提案。
主に地域の子供たちに向けて、
防火服を着ての記念写真撮影会や消防車の乗車体験をしてくれた人たちにお菓子を配布しました。

まずは、祭りに向けて着々と準備。
消防団らしからぬイーゼルや黒板を自作し、
まちかどにあるカフェのような、近寄りやすい空間を演出。



見てください。
消防車と黒板のこの相性。
なんとなく、「近寄りがたい雰囲気」ではなくなりました。
空間づくり完了後は、お祭りがはじまるのをみんなでひたすら待ちます。
待ちきれぬ興奮のあまり、防火服に身をまとってしまった団員もいます。


子供たちが集まり始めると、撮影会を開始。
お菓子目当てかわかりませんが、子供たちは喜んで消防服を着てくれます。


あまりの喜び具合に、うれしくなった団員は、
ジェットシューターの使い方までレクチャーしはじめました。
まわりの団員も子供たちも、若干目が点になってます。


そんなことをよそ目に、子供たちはどんどんやってきます。
小さな子供をつれたママさんたちには、本当に大人気で、
消防車と一緒に一人で何カットもポーズを決めて撮っていくお母さんたちもみえました。


どんな形であれ、消防車や消防団員に興味をもってもらえたことはよかったなと感じるイベントでした。

子供たちをはじめとした地域の人たちにとって、
消防団が身近な団体となり、いざという時に頼れる存在であること。
また、それが、ブレることのない志を持ち続け、
この地域に数々の功績を遺した福田太郎八の精神に繋がるのではないかということで、
第一分団は、現在の福田太郎八になれるよう頑張ろうと誓ったのでした。


1 件のコメント:

  1. 祭囃子の各務と申します。
    先日は貴重な休日にもかかわらず、多くの団員の方に2日間も御協力頂けましたこと大変感謝しております。今回のイベントは初めての試みでしたが、当方の周知不足という不手際で、集まって頂いた住民の方が少なかったことに対して申し訳なく感じております。今後はこれを教訓にして、少しでも地域活性に繋がるような親しみのあるお祭りとなりますよう、尽力したいと考えております。これに懲りずまた御協力頂けましたら幸いです。
    重ね重ね御礼申し上げますとともに、今後とも宜しくお願い致します。

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