11/9~11/15までの間全国一斉に秋の火災予防運動が行われました。加茂野地区消防団(第5分団)は期間中、
今期の標語「無防備な心に火災がかくれんぼ」を
呼び掛けながら町内の巡回を行いました。
期間中の14日には子ども達と一緒に巡回を行いました。
ちびっこ消防団として元気な人員報告からスタートし
3台の消防車両で巡回、啓発活動を行いました。
ちびっこ消防団の元気な呼び掛けが住民の方へのいい啓発になったと思います。
今回の活動で地域住民の方に
少しでも日頃から高い防災意識を持って頂けたら幸いです。
期間中、巡回後に団員は規律訓練を行い、
日頃から規律正しく行動する技術を高め、
有事の際、指示のもと、安全で正しい行動が迅速に行えるように心がけています。
11月も後半に入りますます寒さも厳しくなり空気も乾燥しています。
暖房器具も頻繁に使用するようになり、
より一層防火意識を高めなければいけない時期に入っていますので
火の取扱いや暖房器具の消し忘れには十分注意しましょう。
10/25(日)に行われました防災訓練にて
加茂野地区消防団(第5分団)は
参加頂きました住民のみなさんに各種の訓練を体験して頂きました。
1つ目が初期消火訓練です。訓練用の水消火器を使い、薬剤を噴射する代わりに水を噴射し、
的に向けて模擬消火を体験して頂きました。
消火器はほとんどが加圧式なので、一度レバーを握ってしまったものは
そのままの状態では薬剤が噴射し続けますが、
逆さにすることで薬剤の噴射を止める事ができます。 身近にあるものでも意外と使用用途や手順が知られていないかと思いますが、
いざという時に使えるよう実際に体験する事が大切です。 消火器には噴射時間や噴射距離等、細かい説明が記載されていますので
必ず目を通し、いざというとき有効活用できるよう心がけましょう。
2つ目が救急救命講習です。
心肺蘇生方法とAEDの使い方を説明させて頂きました。
実際呼吸のない人が倒れていた場合、
心肺蘇生やAEDの使用は救命隊員が来るまでの命をつなぐ大切な救命補助になります。 訓練では人形とAEDを使用し胸骨圧迫や機器の使用手順を学んで頂きました。
AEDは医療機関や決められた公共施設に設置されているもので、
どこにでもある物ではありません。
役場や連絡所等で設置箇所を確認しておく事も大切なことです。
いざ人命救助の場面に直面した時、なかなか助けに行こうと勇気がでないものですが、
講習を受けられた皆さんには勇気ある一歩を踏み出し、
訓練で学んだ事を実践して頂きたいです。
3つ目が映像による防災学習です。
過去の岐阜県の水害や地震被害の状況や
どのように対応したかを視聴して頂きました。 いつ起こるかわからない自然災害に対し、
日頃から防災意識を高めて被害を未然に防ぐ対策を考えておく事が大切です。
4つ目が炊き出し訓練です。 災害時避難場所にて非常食を調理出来るよう備蓄倉庫にある用具を使い、
とん汁を調理し、参加者に食べて頂きました。
災害時は水や食料に困ることが多く日頃から保存食を確保しておくのも1つの対策です。 今年度は新たに給水タンク車からの水の配給訓練として
市の上下水道課にご協力頂きました。
水を入れた数種類の重さのポリタンクを運び重さの体験をして頂きました。 大人の男性でも20リットルのタンクを両手に持って運ぶのは
相当キツイとゆうことがわかりました。 今日は参加者全員の方に地区ごとに分かれて ローテーションにて全ての訓練を体験して頂きました。 これからも地域の方々と密着し一人でも多くの防災意識を上げていきたいと思います。