実施日
平成28年10月30日
場所
1次訓練 各自治会指定避難場所
2次訓練 山之上小学校
活動内容
【1次訓練】
1次訓練開始の放送後、各自治会の避難場所に集合し、点呼確認を行った。
【2次訓練】
今年はAED使用訓練や、119番通報訓練、簡易担架訓練、初期消火訓練を中消防署と消防団指導のもと、自治会毎にローテーションして行った。また今年は自衛隊よりバイク、特殊車両、特殊大型車両が展示された。小学生以下は体育館、屋外で簡易スリッパ作成、薪作り体験、特殊大型車両試乗を行った。
・AED使用訓練
要救護者発見からの対応と胸部圧迫、AEDの取り扱いについての説明を聞き、実践しました。
昨年より時間が延び1グループ30分となったため、中署の方に救急救護について例年より詳しく説明してもらいました。
・119番通報訓練
緊急通報の要点(通報先、伝える事)を説明後、模擬電話機を使用して実践しました。また、竿や毛布、上着などを使った簡易担架の作り方を説明し、実際にその担架に乗る、運搬するということを住民に実践してもらいました。
・初期消火訓練
初期消火に用いる水消火器、それらが有効な火災の規模等の説明後、実際に手に取ってもらい消火活動を体験してもらいました。次にバケツを使った消火方法(バケツリレー)を説明してもらい実践しました。
バケツリレーは1列になって回すやり方、交互に向き合って回すやり方、2パターン実施し工夫しました。
・自衛隊車両、装備展示
春日井駐屯地より災害派遣時等に使われる車両、装備の展示がありました。
今年から始めた試みで、多くの住民の方が関心を寄せていました。
・炊き出し訓練
日本赤十字社の協力で炊き出しを行い、訓練終了後に参加した住民、小学生に非常食と美濃加茂市の水を振る舞いました。
・小学生の訓練
小学生は体育館で簡易スリッパ作成、屋外で薪作り体験、自衛隊の特殊大型車両乗車体験をしました。
― 訓練を終えて―
事前にそれぞれの訓練内容の説明を確認していたこともあり、本番では決められた内容をしっかりと住民に伝えられたと思います。最初は緊張の面持ちだった団員も、時間が経つごとに声が出てきてハキハキとしゃべることができていました。
災害はいつ起こるかわかりません。また、この地方は近い将来大きな地震が起こる可能性が高いと言われ続けています。全国で起きる地震や災害の報道を見る時に、もし自分のまわりで起きたらということをイメージし、今回の訓練を思い出して頂けたらと思います。
参加して頂いた皆様、ありがとうございました。