ハロウィンの飾りが目立つ10月30日、第4分団は蜂屋地区の防災訓練に参加しました。
今年の防災訓練は、東海地震、東南海地震が危惧されている中、当蜂屋地区においても災害時における初期活動の重要性を認識し、防災訓練を通じて、自治会・消防団・災害協力隊などとの連携を強化し、地域住民の防災意識の高揚を図り災害発生時に備える目的で行われました。
朝7:30、同報無線からの放送で訓練が開始されました。住民の皆さんは家族の安全を確認して避難場所に集合しました。その後、上則友・下則友・加瀬自治会の会員は、災害で徒歩以外の移動手段がない場合を想定し、二次訓練の会場である蜂屋小学校まで徒歩で移動しました。
二次訓練では毎年、団員が応急処置の方法などを説明していますが、今年は新たに“できますゼッケン”の訓練も行いました。できますゼッケンとは、被災地や避難所で、ボランティアスタッフや被災された方々が自分にできることを表明するゼッケンで、プロフェッショナルな技能から生活に必要な知恵まで、相互で共有し、助け合うためのツールです。
実際に市民の方にも協力していただきました。自分が何ができるのかと考えている方が多数みえましたが、例を見ながら「これならできる」と積極的に書かれていました。
その後、4つのグループに分かれて応急処置の説明を行いました。団員はこの日のために練習してきたことを披露し、参加された方からお褒めの言葉をたくさんいただきました。
その後、防災備蓄倉庫の説明をし、最後に簡易間仕切りと仮設トイレの説明をして終了しました。
私たち消防団も日ごろから地域防災のかなめとなるよう訓練をしていますが、市民の方にも「自分たちの町は自分たちで守る」という意識のもと、ご協力いただけますよう、お願いいたします。
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