2016年2月22日月曜日

ポンプ 中継放水訓練

  第3分団(山之上地区)では山火事を想定した消火訓練を分団内で行いました。
  山之上小学校の敷地をお借りしてグラウンドから裏山までの
高低差20~30mあるところをホース約10本繋ぎ、
可搬ポンプで水利から水を送り中間地点のポンプ車を中継して
目標物である2箇所の火点を倒す訓練です。
  実戦形式で現場への車両到着から消火までの一連の動きの中で、
ポンプでの給水からホース展張、各器具の取り扱いなどを理解した上で、
高低差による水圧の低下を実感し、
中継の大切さ、伝達・伝令の必要性などを目的に訓練を行いました。



  訓練時の事故が無いよう指導員が監視の下、
火災現場同様に消防ポンプを準備し、迅速にホースを延長していきます。
  今回の訓練では現場経験の少ない入団1、2年目の団員を中心に
ホースの延長や放水、各機械器具の扱いなどそれぞれが重要な役割を担いました。


  放水前のチェックです。
実際の火災現場においても焦りは禁物です。
どんな場面でも確認作業は欠かすことはできません。


  風向きによる水をうつ方向、複数火の元があった場合に
消火する順番を現場で瞬時に判断し的確に指示、行動をしなければなりません。
こういった基礎知識も実践の中で学び、理解していきます。



  放水終了後は団員全員で延長したホースを辿り、課題を確認していきます。
今回の訓練で浮き彫りになった課題は直ちに改善し改めて災害に備えたいと思います。

  第三分団ではこれからも町の方たちが安心、安全に暮らせるよう
継続して訓練に励んでいきます。

  空気が乾燥し、火災が発生しやすくなっております。
火の元には十分注意して火災予防にご協力をよろしくお願いします

0 件のコメント:

コメントを投稿