恒例の年末夜警は始まった12月26日、
第一分団の詰所は小学生たちの元気な声でにぎわっていました。
毎年、西町地区の夜警初日には、
子どもたちが町内を巡回しながら拍子木を叩いて、
「火の用心」「マッチ1本火事のもと」と火災予防を呼び掛けてくれています。もう11年も前から続いている活動で、
地域と消防団をつなげるあたたかなイベントの1つとなっています。
この日も、9人の小学生たちが僕たち消防団のお手伝いをしてくれ、
町内に火災予防を呼び掛けてくれました。
約1時間の巡回が終わると、団員が手作りした特性ラーメンで、
子どもたちの冷たくなった体をあたためます。今年も、このラーメンは好評で、
一人で5杯もお代わりする子もいたほどです。
よほどおいしかったみたいですね!
最後はみんなそろって記念撮影。
今年も無事に夜警初日が終了しました。なお、消防団の年末夜警は12月30日まで続きます。
皆さんも、空気が乾燥するこの季節、
火の元には十分注意して良いお年をお迎えください。
加茂野地区消防団(第5分団)は12月6日、
加茂野小学校グラウンドにて定例訓練を行いました。
今回は規律訓練や機械器具借り物競争も取り入れ、
分団の統一性を図り知識の向上となる訓練となりました。
機械器具借り物競争では車両別で班に分かれ、班対抗で行いました。
二重巻きホースをバトンとし、くじに書いてある器具を
およそ50メートル先の車両から持ってきます。
普段聞くことのない名前の器具を正確に持ち出し、
その役割を熟知することで消火活動で迅速に活用できるように訓練を行いました。
又、水源から距離の離れた火災現場まで水を送る為に
ホースを数本繋いで迅速に放水態勢を整える訓練として
班別にホースの延長対決を行いました。
火災現場では夜間で視界が悪かったり多くのホースで困惑しないよう
普段から基本的な放水態勢をとれるように技術を身につけています。
放水訓練では防火用水である小学校プールの水を使い、天乳池に放水しました。
消火活動部署を放水、伝令、車両待機(無線対応)、機関員の4つに分け、
団員がローテーションして各部署に対応できるようにしています。
同日、早朝には加茂野町内で「山の講」という行事が行われました。最近は山仕事に行く人も減りましたが、
山での災いや事故等がないように杉木や藁を燃やしてお祈りします。
第5分団は延焼防止の警備として活動しました。
今年も残すところあとわずかとなりましたが年末には夜警が行われ 、
防火啓発として町内を巡回します。 火の元には十分注意して火災予防にご協力をよろしくお願いします。
第一分団では、5年ほど前から毎年この時期になると
「PRチラシ」を作成して、勧誘活動や地域行事でのPRに役立てています。
今回は、そんな第一分団のPRの軌跡をたどってみたいと思います。
まずは、平成24年度の団員募集を目指してチラシがこちら。
分団の中でも、まあまあイケメンの部類に当てはまる団員をモデルに、
消防団のONとOFFを表現したこの作品。
直前まで乗り気じゃなかったこのモデル団員も、カメラを向けると、
意外とノリもよくスムーズな撮影になったことを覚えています。
次は、団員それぞれの「個性」を生かしながら制作したチラシがこちら。
団員それぞれのキャラクターが引き立つように制作しました。
中でも、在住外国人として初めて第一分団に入ってくれた団員(右上)の活躍が
とても目を引いた年でもあったため、
彼をモデルに選んでデザインを進めていった作品です。
また、このチラシを作製した際、
新聞の連載コーナーで取り上げていただいたほか、
「月刊なごや」という少しマニアックな雑誌にも紹介されるなどして、
第一分団の雑誌デビュー元年にもなったのでした。
さて、つづいて昨年のチラシです。
このチラシは、今までのデザイン思考から、写真活用思考へと転換したチラシでした。
横隊で整列した団員を撮影したんですが、
よく見るとお調子者の団員が一人カメラ目線なんです。
間違いさがしのようなこのチラシ。
皆さんは、カメラ目線の某団員をみつけることができたでしょうか?
最後は、今年のチラシです。
団結感の中にも和気藹々とした雰囲気を感じてもらえるよう
昨年度貸与されたばかりの新型車両とともに撮影した集合写真を採用しました。
平日の夜の訓練で撮影したため、夜勤組の団員などは撮影に加われなかったのですが、
団員たちのイキイキとした表情が前面に出せたチラシになったと思っています。
いかがだったでしょうか。
チラシは今年度は過去最高の5,000枚を印刷しました。
年末には新聞折り込み計画なども考えています!
もしもこのチラシを配っていただける方、お店に置いてもいいよって方がみえましたら、
ぜひご一報ください!
以上、第一分団のPR大作戦の歴史でした!
私たち第一分団(太田地区)は、11月21日に、
エリア内にある「たから幼稚園」で行われた「たからっこフェス」にお邪魔して、
「消防団になってみようキャンペーン」を行ってきました。 勧誘に苦しむこの時期、未来ある子供たちに消防団のお兄さんのことをアピールし、
未来の消防団員の確保を目指して行ったこのキャンペーン。
もちろん、日頃から消防団活動にご理解いただいている
地域の皆さんへの感謝の気持ちも120%込めて行いました。
ちなみに、このイベントへの参加は去年に次いで二回目で、
今年も同幼稚園のマドンナ兼松先生とかわいい子供たちのラブコールにお応えして
消防車を幼稚園へ走らせました!
イベントでは、ジェットシューターを使った放水体験や煙道体験を実施したほか、
毎年大人気の「消防団員になってみようコーナー」では、
子どもたちが子供用防火服を着て消防団員に変身。
昨年度貸与いただいた新型消防車両にも自由に乗れるとあって、
今年も順番待ちができるほどの大盛況となっていました。
そして、脈がありそうな子には、団員がすかさず声を掛け、
将来の入団をちゃっかり約束していました。
第一分団は、現在ちびっこ消防団員育成に向けての活動を強化中です。
地域でのお祭りやイベントへの参加はもちろん、
年末夜警では昔から、子どもたちとエリア内を歩いて回り火の用心を呼び掛けています。
現第一分団長である田中分団長も子供が大好き。
いつもは「鬼の田中」と言われて恐れられている顔も、子どもと触れ合えばこの表情。
今後も子どもたちへの消防団PR活動を強化し、
将来の消防団員候補の育成へと力を注いでいきます!
あ、もちろん、大人へのPR活動も全力投球中ですので、皆さん第一分団をよろしくお願いいたします!