2015年12月28日月曜日

小学生が消防団年末夜警に参加し「火の用心」を呼び掛けました


恒例の年末夜警は始まった12月26日、
第一分団の詰所は小学生たちの元気な声でにぎわっていました。

毎年、西町地区の夜警初日には、
子どもたちが町内を巡回しながら拍子木を叩いて、
「火の用心」「マッチ1本火事のもと」と火災予防を呼び掛けてくれています。
もう11年も前から続いている活動で、
地域と消防団をつなげるあたたかなイベントの1つとなっています

この日も、9人の小学生たちが僕たち消防団のお手伝いをしてくれ、
町内に火災予防を呼び掛けてくれました。

約1時間の巡回が終わると、団員が手作りした特性ラーメンで、
子どもたちの冷たくなった体をあたためます。
今年も、このラーメンは好評で、
一人で5杯もお代わりする子もいたほどです。
よほどおいしかったみたいですね!

最後はみんなそろって記念撮影。
今年も無事に夜警初日が終了しました。
なお、消防団の年末夜警は12月30日まで続きます。
皆さんも、空気が乾燥するこの季節、
火の元には十分注意して良いお年をお迎えください。


2015年12月9日水曜日

27年度第2回放水訓練

  加茂野地区消防団(第5分団)は12月6日、
加茂野小学校グラウンドにて定例訓練を行いました。 
今回は規律訓練や機械器具借り物競争も取り入れ、
分団の統一性を図り知識の向上となる訓練となりました。


  機械器具借り物競争では車両別で班に分かれ、班対抗で行いました。
二重巻きホースをバトンとし、くじに書いてある器具を
およそ50メートル先の車両から持ってきます。

  普段聞くことのない名前の器具を正確に持ち出し、
その役割を熟知することで消火活動で迅速に活用できるように訓練を行いました。

  又、水源から距離の離れた火災現場まで水を送る為に
ホースを数本繋いで迅速に放水態勢を整える訓練として
班別にホースの延長対決を行いました。

  火災現場では夜間で視界が悪かったり多くのホースで困惑しないよ
普段から基本的な放水態勢をとれるように技術を身につけています。

  放水訓練では防火用水である小学校プールの水を使い、天乳池に放水しました。

消火活動部署を放水、伝令、車両待機(無線対応)、機関員の4つに分け、
団員がローテーションして各部署に対応できるようにしています。

  同日、早朝には加茂野町内で「山の講」という行事が行われました。
最近は山仕事に行く人も減りましたが、
山での災いや事故等がないように杉木や藁を燃やしてお祈りします
  第5分団は延焼防止の警備として活動しました。

  今年も残すところあとわずかとなりましたが年末には夜警が行われ 、
防火啓発として町内を巡回します。
  火の元には十分注意して火災予防にご協力をよろしくお願いします

2015年12月4日金曜日

第一分団PR大作戦の歴史

  第一分団では、5年ほど前から毎年この時期になると
PRチラシ」を作成して、勧誘活動や地域行事でのPRに役立てています。
今回は、そんな第一分団のPRの軌跡をたどってみたいと思います。

まずは、平成24年度の団員募集を目指してチラシがこちら。


分団の中でも、まあまあイケメンの部類に当てはまる団員をモデルに、
消防団のONとOFFを表現したこの作品。
直前まで乗り気じゃなかったこのモデル団員も、カメラを向けると、
意外とノリもよくスムーズな撮影になったことを覚えています。

次は、団員それぞれの「個性」を生かしながら制作したチラシがこちら。


団員それぞれのキャラクターが引き立つように制作しました。
中でも、在住外国人として初めて第一分団に入ってくれた団員(右上)の活躍が
とても目を引いた年でもあったため、
彼をモデルに選んでデザインを進めていった作品です。
また、このチラシを作製した際、
新聞の連載コーナーで取り上げていただいたほか、
「月刊なごや」という少しマニアックな雑誌にも紹介されるなどして、
第一分団の雑誌デビュー元年にもなったのでした。

さて、つづいて昨年のチラシです。


このチラシは、今までのデザイン思考から、写真活用思考へと転換したチラシでした。
横隊で整列した団員を撮影したんですが、
よく見るとお調子者の団員が一人カメラ目線なんです。
間違いさがしのようなこのチラシ。
皆さんは、カメラ目線の某団員をみつけることができたでしょうか?

最後は、今年のチラシです。


団結感の中にも和気藹々とした雰囲気を感じてもらえるよう
昨年度貸与されたばかりの新型車両とともに撮影した集合写真を採用しました。
平日の夜の訓練で撮影したため、夜勤組の団員などは撮影に加われなかったのですが、
団員たちのイキイキとした表情が前面に出せたチラシになったと思っています。

いかがだったでしょうか。
チラシは今年度は過去最高の5,000枚を印刷しました。
年末には新聞折り込み計画なども考えています!

もしもこのチラシを配っていただける方、お店に置いてもいいよって方がみえましたら、
ぜひご一報ください!

以上、第一分団のPR大作戦の歴史でした!

2015年12月1日火曜日

第一分団が幼稚園イベント「たからっこフェス」に参戦!

  


  私たち第一分団(太田地区)は、11月21日に、
エリア内にある「たから幼稚園」で行われた「たからっこフェス」にお邪魔して、
「消防団になってみようキャンペーン」を行ってきました。

  勧誘に苦しむこの時期、未来ある子供たちに消防団のお兄さんのことをアピールし、
未来の消防団員の確保を目指して行ったこのキャンペーン。
もちろん、日頃から消防団活動にご理解いただいている
地域の皆さんへの感謝の気持ちも120%込めて行いました。

  ちなみに、このイベントへの参加は去年に次いで二回目で、
今年も同幼稚園のマドンナ兼松先生とかわいい子供たちのラブコールにお応えして
消防車を幼稚園へ走らせました!

  イベントでは、ジェットシューターを使った放水体験や煙道体験を実施したほか、
毎年大人気の「消防団員になってみようコーナー」では、
子どもたちが子供用防火服を着て消防団員に変身。
昨年度貸与いただいた新型消防車両にも自由に乗れるとあって、
今年も順番待ちができるほどの大盛況となっていました。

  そして、脈がありそうな子には、団員がすかさず声を掛け、
将来の入団をちゃっかり約束していました。

  第一分団は、現在ちびっこ消防団員育成に向けての活動を強化中です。
地域でのお祭りやイベントへの参加はもちろん、
年末夜警では昔から、子どもたちとエリア内を歩いて回り火の用心を呼び掛けています。

  現第一分団長である田中分団長も子供が大好き。
いつもは「鬼の田中」と言われて恐れられている顔も、子どもと触れ合えばこの表情。

  今後も子どもたちへの消防団PR活動を強化し、
将来の消防団員候補の育成へと力を注いでいきます!
あ、もちろん、大人へのPR活動も全力投球中ですので、皆さん第一分団をよろしくお願いいたします!

2015年11月20日金曜日

秋季火災予防運動

 11/9~11/15までの間全国一斉に秋の火災予防運動が行われました。
加茂野地区消防団(第5分団)は期間中、
今期の標語「無防備な心に火災がかくれんぼ」
呼び掛けながら町内の巡回を行いました。

期間中の14日には子ども達と一緒に巡回を行いました。
ちびっこ消防団として元気な人員報告からスタートし
3台の消防車両で巡回、啓発活動を行いました。


ちびっこ消防団の元気な呼び掛けが住民の方へのいい啓発になったと思います。
今回の活動で地域住民の方に
少しでも日頃から高い防災意識を持って頂けたら幸いです

期間中、巡回後に団員は規律訓練を行い、
日頃から規律正しく行動する技術を高め、
有事の際、指示のもと、安全で正しい行動が迅速に行えるように心がけています。



11月も後半に入りますます寒さも厳しくなり空気も乾燥しています。
 暖房器具も頻繁に使用するようになり、
より一層防火意識を高めなければいけない時期に入っていますので
火の取扱いや暖房器具の消し忘れには十分注意しましょう。

2015年11月6日金曜日

加茂野地区防災訓練

  10/25(日)に行われました防災訓練にて
加茂野地区消防団(第5分団)
参加頂きました住民のみなさんに各種の訓練を体験して頂きました。


  1つ目が初期消火訓練です。
訓練用の水消火器を使い、薬剤を噴射する代わりに水を噴射し、
的に向けて模擬消火を体験して頂きました。


  消火器はほとんどが加圧式なので、一度レバーを握ってしまったもの
そのままの状態では薬剤が噴射し続けますが、
逆さにすることで薬剤の噴射を止める事ができます。
  身近にあるものでも意外と使用用途や手順が知られていないかと思いますが、
いざという時に使えるよう実際に体験する事が大切です。
  消火器には噴射時間や噴射距離等、細かい説明が記載されていますので
必ず目を通し、いざというとき有効活用できるよう心がけましょう。

  2つ目が救急救命講習です。
心肺蘇生方法とAEDの使い方を説明させて頂きました。


  実際呼吸のない人が倒れていた場合、
心肺蘇生やAEDの使用は救命隊員が来るまでの命をつなぐ大切な救命補助になります。
  訓練では人形とAEDを使用し胸骨圧迫や機器の使用手順を学んで頂きました。
  AEDは医療機関や決められた公共施設に設置されているもので、
どこにでもある物ではありません。
役場や連絡所等で設置箇所を確認しておく事も大切なことです。


いざ人命救助の場面に直面した時、なかなか助けに行こうと勇気がでないものですが、
講習を受けられた皆さんには勇気ある一歩を踏み出し、
訓練で学んだ事を実践して頂きたいです。

  3つ目が映像による防災学習です。


  過去の岐阜県の水害や地震被害の状況や
どのように対応したかを視聴して頂きました。
  いつ起こるかわからない自然災害に対し、
日頃から防災意識を高めて被害を未然に防ぐ対策を考えておく事が大切です。

  4つ目が炊き出し訓練です。
  災害時避難場所にて非常食を調理出来るよう備蓄倉庫にある用具を使い、
とん汁を調理し、参加者に食べて頂きました。


  災害時は水や食料に困ることが多く日頃から保存食を確保しておくのも1つの対策です。
  今年度は新たに給水タンク車からの水の配給訓練として
市の上下水道課にご協力頂きました。


  水を入れた数種類の重さのポリタンクを運び重さの体験をして頂きました。
  大人の男性でも20リットルのタンクを両手に持って運ぶのは
相当キツイとゆうことがわかりました。
  今日は参加者全員の方に地区ごとに分かれて
  ローテーションにて全ての訓練を体験して頂きました。
  これからも地域の方々と密着し一人でも多くの防災意識を上げていきたいと思います。

2015年10月21日水曜日

加茂野町ウォーキング大会

  10/18(日)加茂野地区消防団(第5分団)
加茂野町まちづくり協議会主催のもと開催されました
ウォーキング大会に参加、警備を行いました。


  加茂野小学校をスタートし、加茂野町内をおよそ5.5㎞を歩きました。


  子供から高齢の方まで参加されており、
幅広い地域の方との交流をしながらいい汗を流すことができました


  ウォーキングルートには
消火栓や防火水槽の他に川や池などの自然水利もあり
火事の際の水源確保や危険箇所をチェックし
交通量の多い交差点では警備、誘導を配置しました。


 これからも安心、安全をテーマに、より良いまちづくりをしていきたいと思います。
  11月9日から秋の火災予防運動が始まります。
火の元には十分注意して火災のない町にしましょう。

2015年10月14日水曜日

現代の「福田太郎八」を目指して

10月10日と11日の二日間、
第一分団は西町にある太郎八神社の例祭(秋のお祭り)
新型車両とともに出動してきました。

この太郎八神社は、太田地区の発展に自らの資材を投じ尽力した江戸時代後期の地方人士、
福田太郎八を神様として祀ってある神社です。
「たろはっつぁま」と呼ばれ、愛された福田太郎八の精神を
第一分団も引き継いでいこうと、今回初めて例祭に参加しました。

例祭に参加するに当たり、消防を通した地域貢献を団員みんなで考えた結果、
新しく貸与いただいた消防車両を地域の皆さんに身近に感じ、親しんでもらおうと
「消防車と記念撮影してお菓子をもらおう」コーナーを提案。
主に地域の子供たちに向けて、
防火服を着ての記念写真撮影会や消防車の乗車体験をしてくれた人たちにお菓子を配布しました。

まずは、祭りに向けて着々と準備。
消防団らしからぬイーゼルや黒板を自作し、
まちかどにあるカフェのような、近寄りやすい空間を演出。



見てください。
消防車と黒板のこの相性。
なんとなく、「近寄りがたい雰囲気」ではなくなりました。
空間づくり完了後は、お祭りがはじまるのをみんなでひたすら待ちます。
待ちきれぬ興奮のあまり、防火服に身をまとってしまった団員もいます。


子供たちが集まり始めると、撮影会を開始。
お菓子目当てかわかりませんが、子供たちは喜んで消防服を着てくれます。


あまりの喜び具合に、うれしくなった団員は、
ジェットシューターの使い方までレクチャーしはじめました。
まわりの団員も子供たちも、若干目が点になってます。


そんなことをよそ目に、子供たちはどんどんやってきます。
小さな子供をつれたママさんたちには、本当に大人気で、
消防車と一緒に一人で何カットもポーズを決めて撮っていくお母さんたちもみえました。


どんな形であれ、消防車や消防団員に興味をもってもらえたことはよかったなと感じるイベントでした。

子供たちをはじめとした地域の人たちにとって、
消防団が身近な団体となり、いざという時に頼れる存在であること。
また、それが、ブレることのない志を持ち続け、
この地域に数々の功績を遺した福田太郎八の精神に繋がるのではないかということで、
第一分団は、現在の福田太郎八になれるよう頑張ろうと誓ったのでした。


2015年10月9日金曜日

下米田市民運動会

   10月3日(日)晴天の中
第44回市民運動会下米田地区大会が
下米田総合運動場にて開催され、家族連れの皆様など多数参加してくださったため
地域の皆様同士が交流を図ることができ大変盛り上がりました。

  消防団は、大会の進行係や得点係など、
大会の進行に協力させていただきました。

また、今年は操法大会で3位になった小型ポンプ操法を披露し、
その後、竹に吊るした行燈に放水して
子供達が落ちてきたボールを拾って景品と交換しました。

  昼休みの休憩時間には、
牧野太鼓の皆様による演奏が披露され、楽しませていただきました。

消防団による、
現役 VS OBの消防リレーも行われました。
(二重巻ホースをバトン代わりに、ホース展張・
クジで引いた回数バット回りをした後、
ホース巻きバトンタッチ)






三代目j Soul brothersのR.Y.U.S.E.Iのダンスも披露しました。
運動会最終地区対抗リレーの前座として、盛り上げました。
 




2015年9月11日金曜日

加茂野地区消火栓点検

 加茂野地区消防団(第5分団)は9月6日加茂野町の
消火栓の点検、備蓄倉庫の清掃、器具点検を行いました。


古くなった消火栓看板は新しい物に交換し確認しやすい状態を保ち
地域住民の方にも消火栓の位置を知ってもらうことが大切です。


こうした点検を行うことで有事の際いつでも使用出来るよう、
又、設置位置を把握することで迅速な水利確保に対応出来るように心掛けています。


10月25日(日)には防災訓練があります。
家庭の防災対策、消火器の使用期限等、日頃からチェックすることはたくさんあります。
防災訓練に積極的に参加して防災意識を高めていきましょう。

2015年9月8日火曜日

Check&Change 消火栓!

第一分団では、9月5日(土)に古くなった消火栓看板の交換作業を行いました。
太田地区は他の地区と比べ消火栓が多くあるため、
この日は、団員総出で7グループほどに分かれて作業となりました。
まず、事前に老朽化が激しい看板をレベル分けしたデータをもとに、
ダメージが大きい看板から優先的に変えれるよう段取りします。

次に、各グループに分かれて作業を開始。
古くなっていると金属部分がサビなどで劣化していて、
なかなかはずれなかったり、中に水がたまっていたりして思うように作業が進みません。

固いものには、シリコンスプレーなどを使用しながら、念入りに作業を進めます。

新しい看板に変わると、そのまわりの空間も明るくなり気持ちがいいですね。
取り換えた団員も達成感でいっぱいになります。
いざという時も、「消火栓」の位置をまわりにしっかりとお知らせできそうです。

回収した看板は、詰所で看板部分と取り付けていた金具部分にしっかりと分別します
この日だけでも、40箇所近くの看板を交換しました。ものすごい量ですね。


今後も、定期的に看板の劣化状況をチェックし、
太田地区の安全安心を守っていきたいと思います。


以上、第一分団より、消火栓看板交換レポートでした。