2018年9月28日金曜日

加茂野地区で「行方不明高齢者探索模擬訓練」が実施されました!(第5分団)

 9月19日、加茂野地区で「行方不明高齢者探索模擬訓練」が実施され、消防団はその訓練の広報活動と高齢者の捜索を担当しました
 昨今、認知症の高齢者が増え、市内でも認知症の高齢者が行方不明になったり、警察や市民に保護される事例が増えています。
 当訓練では、「認知症の高齢者が行方不明になった」と想定し、「行方不明高齢者モデル」が加茂野地区内の商店などに立ち寄りながら、歩き回ります。
 「行方不明高齢者モデル」を見かけたら、モデルへの「声かけ」と「通報」をするという主旨の訓練です。
 この訓練は、加茂野町まちづくり協議会が主催し、美濃加茂市西部長寿支援センター・美濃加茂市高齢福祉課の共催のもと、地域の皆さんと計画・準備を進めてきました。
 また、訓練の実施時間は、加茂野小学校の集団下校の時間に合わせており、モデルを見かけた児童にも挨拶や大人への報告を体験してもらいました。
 訓練に参加した堀部班長は「いざ高齢者を発見するとどう声掛けしたらよいか迷い、焦り、うまく声掛けできませんでした。今回を機に、今回の失敗を成功のマザーに、認知症になっても安心して暮らせるまちを目指して活動していきます!」と決意を語りました。

2018年9月12日水曜日

消火栓点検を実施しました(第5分団)

 この度の台風21号、また、北海道胆振東部地震にて被害に遭われた方々に対し、心よりお見舞い申し上げます。
 第5分団は、9月9日、加茂野町内の消火栓点検を実施しました。
 あいにくの悪天候でしたが、闘志みなぎる団員達の熱意によって、迅速かつ安全に点検を終える事ができました。
 消火栓は火災時、非常に有効に消火活動が行える設備ですが、道路上に設置されているため、車の重みや砂などが原因で蓋が開けづらいものや、蓋を開けても土砂で汚れてしまっているもの等があり、いざという時に使えないものもあります。
 かかる事態にならぬよう毎年点検を実施し、いつでも使用できる状態にしています。
 また、各団員が地元の消火栓がどこにあるのかしっかり把握するのもとても大切な目的のひとつです。
 消火栓や防火水槽の近くには看板があり、経年劣化により見えづらくなった看板の交換も行い、有事の際の備えを更に強化しています。
 加茂野町においても、先日の台風による被害は甚大で風で飛ばされてしまったネットの回収や、倒木による道路の封鎖をいち早く整備するために出動しました。
 篠田班長は点検後『今やらねば、いつやる!俺がやらなきゃ、誰がやる!今後も、日頃からの点検を大切にし、いつどこで発生するかわからない災害に備えて、消防団員としての知識を深め、充実した訓練を実施していきたいと思います。』と地域防災の要としての決意を語りました。